「強迫性障害(OCD)」とは自身も意味がないと理解しているにも関わらず、同じ考えが何度も繰り返し頭の中に浮かび(強迫観念)、この不安を避けるために何度も同じ行動を繰り返さずにはいられなくなるため、 日常生活や社会生活に支障が生じてしまう状態をいいます。
例えば、必要以上に手を何度も洗ってしまったり、戸締りを何度も確認してしまうなどの行動が、習慣的かつエスカレートしてしまい、日常生活に支障をきたしてしまいます。
患者さん本人はこの確認行為が不合理であると認識していて、確認行為に苦痛を感じています。
精神療法に加えて、必要に応じて薬物療法を行うことで治療を行います。